R-PiCS V4

R-PiCS V4の特徴

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社の「R-PiCS V4」は、発売以来25年、660以上もの工場に導入されてきた実績を持つMESシステム（2023年7月調査時点）。製造現場の要望を取り入れながら進化を重ね、特に組立加工業の分野で高い評価を得ています。

R-PiCS V4の強み・選ぶメリット

受注生産・見込生産の両方に対応するハイブリッド型のMESシステム

R-PiCS V4の大きな強みは、受注生産・見込生産の両方に対応可能なハイブリッド型のMESシステムであること。製番管理を得意としつつ柔軟な引当処理、製番管理品のまとめ発注にも対応可能です。受注生産と見込生産を併用することで、短い納期での生産計画を立案できるでしょう。

製番別BOMの仕様変更にもフレキシブルに対応

R-PiCS V4は製番別にBOM（部品表）を管理するため、取引先ごとの仕様変更にもフレキシブルな対応が可能です。過去の構成部品もすべてデータとして保管され、保守部品の検索も簡単。特に業務用機械器具製造業や汎用機械器具製造業、電気機械器具製造業において重宝される機能です。

クライアントの好みに合わせた画面設定やカスタマイズが可能

ユーザごとにメニュー画面・機能画面をカスタマイズできるのもR-PiCS V4の特徴で、業務効率の向上に役立ちます。カスタム設定機能では項目ごとの強調・警告表示、デフォルト値や変更不可項目などを現場のシステム管理者が設定できます。

主な機能

• 製造基準情報管理
• 製造計画
• 購買・資材管理
• 製造管理
• 部品・仕掛在庫管理
• 原価計算
• 受注出荷管理
• 製品在庫管理

導入コスト/プラン

公式サイトに記載はありませんでしたので、ベンダーへお問合せください。

関連製品

R-PiCS Ex

上位バージョンであるR-PiCS V4の一部メニューをスリム化したMESシステムです。あらかじめ設定された業務フローに合わせた運用で、ローコストかつ早期の導入が可能です。

R-PiCS NX

自社仕様のユーザインタフェースに変更可能な、見込生産向けのMESシステムです。パッケージ型でありながら、イージーオーダのシステムのように現場の業務にフィットします。

R-PiCS V4の導入事例

旧システムの属人化を解消して業務スピードが格段に向上

半導体製造装置関連の製造販売・修理を手がける株式会社シバソクでは、カスタマイズを繰り返してきたことで一部の従業員しか理解できない複雑かつ属人化したシステムが問題となっていました。R-PiCS V4の導入後は標準搭載されたシステムをそのまま業界標準として運用、原価計算に要する時間が従来の25％まで削減、業者への発注も90％がメール通知に移行するなど業務スピードが格段に向上しています。

　

参照元：R-PiCS公式サイト（https://www.r-pics.com/jirei/post_154.html）

Excel帳票での管理に要していた膨大な時間と手間が解消

半導体デザインから大電流基盤、プリント基板の設計等を手がけるインテグラン株式会社では、受発注や請求、納期管理などの処理をすべてExcelによる帳票で行なっていたため、大変な手間と時間を要していました。R-PiCS V4を導入後は情報の共有と一元管理によって請求や検収の漏れが大幅に軽減したほか、データベースの活用で見積依頼にも迅速に回答することで取引先から大きな信頼を寄せられるようになっています。

　

参照元：R-PiCS公式サイト（https://www.r-pics.com/jirei/post_49.html）

R-PiCS V4のベンダー情報

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社とは

創業以来、他社との統合を経てハードウェア製造やソフトウェア開発、先進技術研究を手がける企業として成長してきたJBアドバンスト・テクノロジー株式会社。これまでの豊富な経験とノウハウを活かした独自のソリューションをリリースしています。

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社の基本情報

ベンダー名	JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
本社所在地	東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13F
事業内容	ハードウェア/ソフトウェア及び生産管理PKGの開発、製造、販売
問合せ先	https://www.jbat.co.jp/fm_otoiawase/（フォーム）
公式サイト	https://www.r-pics.com/lp/r-picsv4.html