Pharmanage™

Pharmanageの特徴

アズビル株式会社が開発した「Pharmanage（ファーマネイジ）」は、医薬品製造に特化したパッケージソフトウェア型のMESシステム。原薬製造工程から製剤工程、製剤工程、包装工程まで一貫してカバーできるのが特徴です。

Pharmanageの強み・選ぶメリット

ローコストでのシステム導入・更新が可能なパッケージソフトウェア

Pharmanageの大きな特徴は、外部システムとの連携も前提に標準化開発されたパッケージソフトウェア型のMESシステムであること。定期的にアップグレード版が提供されるため継続的なシステム運用が可能で、導入時だけではなく更新時もコストを抑えることが可能です。

製造履歴の自動取得によるデータインテグリティの強化

ユーザのニーズが近年増加しているデータインテグリティを強化するため、PharmanageはSCADAやPLC（プログラマブル・ロジック・コントローラ）との連携機能を標準搭載。装置稼働データを製造履歴として自動的に取得し、製造プロセスにおける不正や改ざんの発生リスクを軽減させます。

ハードに依存しないWebアプリケーションによる運用が可能

WebアプリケーションとしてPharmanageを導入することで、クライアントがすでに保有しているPCやタブレットをそのまま活用できます。また、サーバ環境の仮想化技術を採用することでサーバマシンへのソフトウェアのインストール作業も不要のため、コスト面だけではなく作業面でも低負担で導入可能なシステムです。

主な機能

• 入荷管理
• 製造管理
• 工程管理
• 在庫管理
• 搬送管理
• 品質管理
• 外部システム通信
• 定期照査支援
• 出荷管理
• 出荷判定支援
• システム管理

導入コスト/プラン

• 50,000,000円（税不明）から（1システム）

関連製品

公式サイトに記載はありませんでしたので、ベンダーへお問合せください。

Pharmanageの導入事例

年間20億錠という高い生産性を支えるMESシステム

大塚製薬株式会社の徳島板野工場は同社有数の生産拠点であり、休日を除く24時間体制で年間約20億錠もの主力医薬品を生産しています。そのような高い生産性を支えているのがMESシステム「Pharmanage」。同工場では操業開始と同時にPharmanageを導入し、作業者のスキルに関わらず入荷から製造、出荷までのプロセスを適切に管理できるよう徹底的な自動化・効率化を図ってきました。医薬品の製造に欠かせないGMP（医薬品の製造管理及び品質管理の基準）遵守においても、このシステムが大きな役割を果たしています。

　

参照元：アズビル株式会社公式サイト（https://www.azbil.com/jp/case/aac/nou_319/index.html）

Pharmanageのベンダー情報

アズビル株式会社とは

1906年の創業以来、「人を中心としたオートメーション」の探求をテーマに独自のソリューションを数多く開発してきたアズビル株式会社。オフィスや生産現場、人々の暮らしなどさまざまな場面におけるオートメーションの推進を通じて、持続的な社会の発展への貢献を目指しています。

アズビル株式会社の基本情報

ベンダー名	アズビル株式会社
本社所在地	東京都千代田区丸の内2-7-3
事業内容	ビルディングオートメーション事業、アドバンスオートメーション事業、ライフオートメーション事業
問合せ先	https://aa-industrial-cs.azbil.com/hc/ja/requests/new（フォーム）
公式サイト	https://www.azbil.com/jp/product/factory/factory-product/monitoring-control-system-software/manufacturing-execution-system/mes-pharmanage/index.html